第二章:イベントはフラグの予感!?

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優希の話を要約するとこうだ 【公人は優希の事を助けた】 【会って間も無い優希の事を助けてくれた】 【優希はそれが嬉しかった】 【しかし、それと同時に怪我をさせてしまった事を悲しく思った】 【なら責任を取ればいい】 【責任をとるなら結婚するしかない】 という訳だ 途轍もないぶっ飛びようだと思った俺は 「そんなことで責任感じなくていいぞ」 と優希に言った すると 「いいんです。私はやりたくてやってるんですから」 と優希が言う 俺は 「いや、でも」 と言うと優希は 「良いんです」 と俺の話に全然耳を傾けない 「でも...」 俺が戸惑いながら言うと 「私では不満ですか?」 と涙目で言ってきた 不満などない 確かに優希は長い黒い髪は美しくそして同じ色の目も同じく美しい 顔のパーツだって整っている スタイルだって良い 性格にも言う事はない 要するに完璧な訳だが 「いや、ダメな訳じゃないけど...」 と俺が答えると優希は笑顔で 「じゃあいいじゃ無いですか」 と言った
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