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【勝者ぁぁああああああああ!!!!!
きよまさぁぁぁぁぁああああああ!!!!】
「「ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」」
それからすぐに白バンダナは本当に棄権した。
白バンダナが言った『勇者に殺される』ってどういうことだ?
何でアイツは俺がダンジョンマスターだって分かったんだ?
「きよー!!おめでとう!!決勝進出じゃん!!」
「......ん?おお!ありがとな!」
いつの間にか俺の目の前にはユエがいた......と言うよりも俺が知らず知らずの内に戻って来てたんだな。
ユエは嬉しそうに俺の前でピョンピョンジャンプしてる。
「決勝リーグは明日の昼12時からだってよー?
明日も勝てると良いね!
......キヨ?どうしたの?」
ユエが心配そうな顔をして覗き込んできた。
「......ん?い、いや......ちょっと明日のこと考えてたら緊張しちゃったんだよ!!」
悩んでるのが顔に出てたらしく、俺はすぐに元気な様に振る舞った。
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