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「それください。」
名前は気に食わないけど、離れた場所でも連絡がとれるなんて良すぎるだろ。
「へい毎度!!良かったねぇお姉ちゃん!!
彼氏からプレゼント買って貰えて!!」
「エヘヘー......それ程でもー♪
キヨありがと!!」
俺とユエはラブズリングを装備した。
まぁ彼氏ではないですけどね。
「......そういえば何で今日は街が混んでるんですか?なにかお祭りでもあるんですか?」
「ん?なんだい?
お兄ちゃん達は何も知らずにここに来たのかい?それならちょうど良かったぢゃねぇか!!」
ガテン系のおじさんはバックの中からチラシを出して渡してくれた。
「今日はこれから[ギルド]主催の大会があるんだよ!!
優勝したら豪華景品と賞金100000s!!それにギルドランクもC を授与させて貰えるらしいぞ!!」
今日は大会があるのか......だから宿屋も一杯だったんだな。
ん?ユエが俺の服の裾を引っ張って来た。
「ねぇ?ギルドって何?」
ああ......だからユエは不思議そうな顔をしてたのか......
「ギルドって言うのは、大きな街には1個はある何でも屋だ。
仕事内容の難易度によってランクが決められているんだけど、ランクはA~Jまである。
ランクはある一定の仕事のクリアか試験なんかで上がるんだけど、C ランクからは特殊な任務が多くなるから取得するのが難しいらしいんだ。 」
......とヘルプに書かれた内容をユエに説明した。
「へぇーギルドってスゴいんだねぇ?
キヨはその大会に出ないの??」
「んー......出てもソコまで魅力を感じないんだよなー......ユエが出てみたらどうだ?」
ユエなら優勝できるような気がする。
だって俺よりも強いしな...
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