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貰った宿泊券はギルドの隣にある宿屋の中に入り、俺達は受付を済ませ部屋の中に入っていった。
部屋の中には大きな部屋が二つあり、ひとつの部屋はテレビやテーブルがあるリビングになっていてもう一つはベッドが四つ置いてある部屋がある。
しかもベッドは全部クイーンサイズの大きさがある。ユエは大きなベッドを見た途端にベッドにダイブした。
「いやー!!疲れたねー!!ベッドがふっかふかー♪」
ユエはベッドの感触を楽しみながらゴロゴロしている。
子供だなー...まっそうしたい気持ちは分かるけどな!
「俺はそろそろ大会の予選があるから行くけどユエはどうする?部屋で待ってるか?」
なんでも、参加者が多すぎるらしいから予選をするらしい。それがあと10分で始まるらしいんだよな。
ユエは俺が質問するとすぐに体を起こした。
「アタシも行く!!」
「そうか?じゃあそろそろ行かないと間に合わないから行くぞ?」
俺たちは部屋から出て予選会場へと向かった。
予選会場はこの宿屋....ホテルから専用の入り口があるらしく、ロビーの所にあると参加用紙に書いてあったな。
それから俺たちはロビーに向かったんだけど、ロビーに着くと最初の時よりも人が増えてきている。
見た感じはゴツイ人や剣士だったりといかにも大会に出るような奴らばかりだ。
何処が予選会場の入り口なんだ?
辺りを見回していると最近見たことがあるような女性と目があった。
白い鎧を着ていて、容姿はポニーテールで眼鏡をしていて知的な印象を受ける。綺麗系な女性で...あれはリムルか?
あっちも俺に気がついたようだ。
「あら?キヨマサさんじゃないですか。貴方も大会に出場されるのですか?」
リムルは俺の目の前にまで歩いてきた。
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