当選

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「いやー♪ 日頃から良いことするもんだ!」 冷蔵庫に入っていたピーチティーのパックを取り出し飲み始めた 腰に左手を添えるのは良く親父臭いと言われるが癖なんだから仕方ない さてさて そろそろ包みの中のお披露目でもしましょうかねぇ?? 「ん?」 チロチロリン~♪ 包みに手を触れたところで俺のスマホの着信音が鳴った お楽しみの時間だったのに...... 着信するような間の悪い奴は誰か気になりスマホの画面を確認した。 「何だよユエか......」 俺はスマホを無視して包みの中を見ようと思ったが着信音があまりにも五月蝿すぎる 音量MAXにしてなきゃよかった...... 溜め息を吐きながら通話の状態にした。 「おま.『当たったの!!サクリファイスが当たっちゃった!!どうしよどうしよ!?当選しちゃった!!きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!当たっちゃったあああああああああああああああああああ!!』 ......よしよし。まずは黙って貰って良いかな?」
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