恋人は吸血鬼

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「ふ~ん、幸せな悩みだね。前好きだった人はもういいの?」 「!」 広瀬先輩か。俺はもう恋愛感情は無いと思うけど、向こうがまだ俺のこと好きってのが気になるんだよな…。 「まぁ宮崎くんのことだから、二股くらい朝飯前だろうね!」 コイツは俺を一体何だと思ってんだ! この日の体育の授業で怪我をした俺は、保健室に行った。先生が留守だったから、勝手に薬品を漁って消毒する。 せっかくだからサボろうと思ってまったりしていると、保健室の扉が開いた。
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