狂気への扉

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勇次は続ける 「信用出来る情報筋なんだよ、榊さんが入口見つけたけどビビって帰ってきたって言ってたんだよ!」 ちなみにこの榊さんというのは2歳上の地元の先輩で、下品な改造車の助手席にギャル雑誌の読者モデルを腐らせたようなドブ女を乗せてコンビニの駐車場で空吹かししている様な男だ。 つまり、信用できる男ではない。 このホモはすぐに騙される。 俺は勇次を呆れた目で見つめたが、同時に愛らしく思い、過去の行為に思いを巡らせた。
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