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大広間に入ると
とてつもない視線が私に刺さった。
「奏さん。昨日はどこにいらしたの?」
「え……」
挨拶無しで、唐突に始まった。
「奏は自室にいたぞ」
「あなたに聞いていませんわ、政宗様」
この人は政宗様の許嫁の愛姫……
私が政宗の部屋にいたってバレてるの?
「私は…自分の部屋にいました。」
「あらそう」
「愛、ご飯が冷める」
「そうね…」
それから、
私たちは朝ご飯を食べたのであった。
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