序章

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なん…だと…!?(2回目 それはマズイまじでマズイすごいマズイとてもマズイとにかくマズイ! 「なぁ、武…どうすればいいんだ?この気持ち…抑えられないんだ。今すぐ告白して来た方が…いいのかな?」 「いやいやいやいや、ちょ、ちょっと待った方がいいぞ?いきなり告白しても相手されないかもしれないだろ!?もう少し関係を持ってからにしようぜ!な!?」 「そっ、そうかな?…そうだよな、いきなりおれみたいな奴が告白しても相手してくれないよな…。」 そういう意味で言ったわけではないのだが…まぁこのまま誤解してくれた方がいいか。 「ありがとな、武。お前に言ったら、なんか少し楽になった気がする。」 「そ、そうか…。」 俺は疲れたよ。 「今日は帰るよ。また明日な!」 ガラガラピシャリと教室のドアを閉めて奴は帰って行った。 夕陽は生徒が一人残った教室を照らし続ける。 それを見ながら俺は一言つぶやくことしかできなかった。 「…やべぇ」
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