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起きたらそこに、奴がいた。
昨日は普通に、明日もバイトがあるから早めに寝た筈だったんだ。
その筈なのに、どうしてだか部屋が消毒液臭い。不思議に思いながらも布団をかぶって寝ていた。
「ええええええええ!!?」
が、邪魔された。
「……うるさい。」
声からして、少年が何故か私の部屋?で騒いでいるようだが、もう少し静かにしてくれないだろうか?
「ごめん……って違うよねっ!?今それどころじゃないよね!?
いいからキミ起きて!
お願い早く起きて!!」
仕方なく、目を見開くとハロウィンかとツッコミたい頭に2本の角をつけた少年がいた。
この少年は……と考えていると自分の居る場所は自分の部屋ではない事に気がついた。
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