カガリと鯨

3/6
前へ
/17ページ
次へ
「あひゃひゃひゃ!」 「上機嫌だな、おい。俺の小説が売れないのがそんなに楽しいか?」 「いやはや、すまないな。お前の話はいつだって面白い。愉快、痛快、壮快だ。春に芽生える恋も夏に現れる魔物も、秋に訪れるわびしさも、そして冬にくる終わりさえもお前にかかれば愉快、愉快」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加