6/7

258人が本棚に入れています
本棚に追加
/126ページ
車を下りたら、イキナリ力強く手を引かれ、自室まで引っ張られた 紫「ちょっ!なんだよ!おい!」 暁「黙れ」 ―――――――ボス 自室まで引っ張られた後、ベットに投げられた。 紫「いっ……っぅ……んだよ!!」 暁「お前…ふざけんなよ」 すごく怒った様子で俺に言った。一瞬…いや、一ノ瀬暁が俺をジッと見てる今、背筋が凍り付いたように固まってる。 紫「…な…にが…」 暁「なに…拉致られてんだよ、馬鹿か?」 紫「なっ!拉致られたのは半分お前のせいだろぅがっ!」 暁「俺が遅かったからか?でもな、お前が一番悪ぃんだよ」 むきになった俺を上から押し潰すように、言葉を発した。 暁「なんで、周りに気を配らない?気配はわかるだろ?何か違うことをしていたとはいえ、被害に合うことは少なからずわかっていたはずだ。なのに、何故注意しない」 知ってる……。 気が緩んでいたのは確かだ。 だけど…… 紫「…お前が早く来ていたらこんな事にはならなかっただろぅが!!」 暁「うん。ごめんな」 …………………………!!!!!!!!!!びっくりした……。 こいつが謝った……。 暁「怖かったよな…」 紫「……は?」 一ノ瀬暁は、赤くなった俺の手首を撫でた後、俺の頬を撫でた。 怖かった……? 俺が……? 紫「……なに…言って…」
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!

258人が本棚に入れています
本棚に追加