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暁「ほら、食べろ」
紫「ん。いただきます」
また、俺がしないとイケないことをさせちゃったな……。
でも、俺が作るより、暁が作った方が絶対おいしい気がする。
紫「………ごちそうさまでした」
暁「お粗末様。風呂入って来い」
ガチャ
―――――――サァーッ
紫「……はぁ。まさか…なくとは」
しかも、和苑の前でもあまり泣いたことないのに、暁の前とか…。
ホント………今日は最悪な日になったな…。
紫「…っと…またふらふらし始めた…」
つか、ねみぃ…。
ガチャ……
暁「………また拭いてない」
暁が呟いたと思ったらまた、股の間に座らせられ、頭を拭かれた。
あぁー。
ねみぃ……。
紫「……暁……」
暁「ん?」
紫「………ねむ…ぃ」
暁「……寝ていい。寝ろ」
暁のこの言葉は、あまり耳には入らなかった……。
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