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紫「暁!料理は俺が…」 暁「いや、お前は料理以外の家事をしてくれ。 どうやら、紫苑は早起きが出来ないみたいだからな」(ニヤッ こいつ……からかいやがって。 確かに家では一番早く起きるのは母さんで、母さんがご飯作った後に仕事行くからご飯は作ったことないけど……。 紫「夕ご飯なら…」 暁「そんなに料理好きなのか?」 紫「い、いや!違う、ただ…条件が…」 "家事を全てする"というのが、条件だった。でも暁が料理を作ったら"全て"じゃなくなる。 俺はこういうのはしっかりしたい 暁「んー。わかった。条件をへらそう。"料理は俺がする。だからそれ以外のことをお前がする"で、いいな。……あ、でも。たまにはお前も作れ。紫苑の料理も食いたい」 紫「あ……うん」 暁「ん。じゃ、さっさと用意して来い。また遅刻するぞ」 ――――――――――――― 暁「じゃ、迎え来るから絶対に待っとけよ、いいな」 紫「はいはい」 俺が用意して、ご飯食ってから学校に送ってもらった。 ……あ、そういえば…。 秘書の仕事まだ一回もしてないな…。つか、制服のままで良いのか? あの会社は、マスコミとかがいっぱいいるから制服だといろいろやばいよな…。 ま……。 なんとかなるか……。
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