俺から見える世界

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だけど、高校入学を控えた春。 別れは突然だった。 俺は迅に誘われ、一緒に道を歩いていた。 「なぁ迅。どうしたんだよ」 「………。」 迅は答えず、ひたすら歩く。 しょうがなく、俺も迅の隣を黙って歩いていた。 しばらくして、迅が口を開いた 「…慎。」 「…ん?」 「…俺…転校することになったんだ」 それは、あまりにも突然で 頭を後ろから殴られたような衝撃があった
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