170人が本棚に入れています
本棚に追加
/116ページ
「ミキオのご飯だよ!
ほら。」
コップの中には、コーンスープが入ってた。
俺は呟いた。
「これがご飯かよ…。」
トモエは聞こえたらしく、
「なら没収だよ~。」
「あぁ、すみません!
返して~!」
「どうしよっかな~。」
と言うとトモエは俺に近付いてきた。
「じゃあ、『トモエ様、ご飯を食べさせて下さい。』って言いなさい。」
「な、なんで俺が…。」
‐これを言ったら、完全に従順な関係じゃん。
断固として、言わないぞ!‐
「ふ~ん。
じゃあご飯一生要らないわけ?」
最初のコメントを投稿しよう!