🐱クロブチ🐱

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 僕が通う大学に  いつしか猫が  来るようになった。  僕の大学には  すっごく大きな木がある。  僕はその木の下が  寝心地が良く  いつも、木の下で  寝ていた。  クロぶち猫が来てから  僕はその場所で  寝れなくなった…  そのクロぶち猫は  大学で僕が掃除していると  いつもいつも  気持ち良さそうに  寝ている。  掃除中も、授業中も、テスト中も  気持ち良さそうに  木の下で、寝ている  クロぶち猫が  羨ましかって  僕は、はらいせに  石ころを投げたり  箒で寝てるのを  邪魔した。  いつも、同じ所で  寝ているものだから  大学で有名な猫になって  みんな『クロぶち』  って呼ぶようになった。  僕も、いつの間にか  『クロぶち』って呼んでいた。  隣のクラスの女の子は  クロぶちを  撫でに行ったり  野球の顧問の先生が  クロぶちに  餌をやったり  僕も、友達と一緒に  猫を抱っこしたり  昼ごはんの残りをあげたり  いつしかそうなった…
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