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数分後
柚「あ、みつけた。」
前方を指差しながら柚華が立ち止まる。
三人「ん?」
ゆっくりと地面に足をつけながら柚華が示す方向を見る三人。
そこには。
フラグメント(以下、フ)「ガッハッハッハ!!」
大笑いしている鬼のようなフラグメントがいた。
そのフラグメントから得体の知れない何かを感じた柚華は、後ろに続いていた三人と共に大木の陰に隠れた。
だが
フ「ガッハッハ。隠れても無駄だぞ人の子よ!!」
此方を振り向きもせずに叫び
フ「覇ッ!!」
凄まじい蹴りを叩き込んでくるフラグメント。
だが、瞬時にアビリティを発動させた四人。
千「やっ!!」
千夜子がアビリティで全員を宙に浮かばせ、
奈「ハッ!」
両手にナイフを構え、飛んでくる破片を切り刻む奈緒。
柚「ヤッ!」
手甲で反射させた光を操り、木の幹の破片を砕く柚華。
そして
茉「次、柚華に向かってパンチが来る。」
フラグメントの目を見ながら小声で言う茉奈。
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