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フ「なら、此れだッ!!」
茉奈が言ったように柚華に岩ほどもある拳を振り抜くフラグメント。
だが、柚華は
柚「エイヤッ!」
力のベクトルを制御しながらも真っ正面から拳を打ち付けた。
フ「むぉ!!」
まさか、体格でも劣る人間。それも少女に拳を打ち返されるとは思わなかったフラグメントは、たたらを踏んで急停止した。
フ「ガッハッハ。面白い!儂を見て尚、逃げようともせず、戦いを挑んで来るとはな!!」
フ「人間よ、お前達の名を言え。」
拳を下ろし、構えを解いたフラグメントが四人に問う。
柚「ボクは、高槻 柚華、」
奈「私は、鈴村 奈緒」
茉「私は、萬 茉奈」
千「私は、佐々木 千夜子」
自分の名前を告げる四人。
フ「フハハハ!!儂も名乗らなければならんが、生憎儂らフラグメントには名が無くてな!!名乗らん無礼を承知でもう一度闘おうぞ!」
叫び、突進してくるフラグメント。
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