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茉「くっ。突進のあと、尻尾を大きく振り回すぞ!」
茉奈が他の三人に伝え、
ﾌ「ふん!!」
茉奈が言った通り、その尾を振り回す。
が、
奈「ハァ!!」
千夜子に空中に飛ばしてもらっていた奈緒が急降下しながら尾の付け根を斬りつけ、着地。
そして
奈「千夜子ちゃん、お願い！」
・・・・
三本のナイフを千夜子に投擲する奈緒。
それを、
千「やっ」
ｱﾋﾞﾘﾃｨで浮かばせ、弾き飛ばす。
真っ直ぐに飛んだナイフは、
ﾌ「ぐおおｯ!!」
体勢を変えようとしていたﾌﾗｸﾞﾒﾝﾄの腹部に直撃。浅くだが突き刺さった。
ﾌ「ぐぅ!!だがッ」
腹に力を込め、ナイフを取ろうとするも
柚「ﾎﾞｸを忘れちゃあまずいでしょ。」
懐に飛び込んだ柚華が思い切りぶん殴った。
ﾌ「ご、がァァァ!!」
激痛に苦鳴を漏らすﾌﾗｸﾞﾒﾝﾄ
柚「やったかな!?」
奈「分からない、でもあれだけダメージ与えたんなら…」
千「そうですよ。」
構えを解かずに、しかしどこか脱力しつつ言葉を交わす三人。
しかし
ﾌﾗｸﾞﾒﾝﾄの目を見据えていた茉奈が
茉「!?…まだだ!!」
叫んだ瞬間、
？「キャハハハハハ!!」
？「ヒッヒッヒ!!」
？「ギィヤハハハ!!」
不気味な笑い声が三つ響き渡った。
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