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?「キャハハハハハ!!」
?「ヒッヒッヒ!!」
?「ギィヤハハハ!!」
辺りに響く不気味な笑い声。
それは、
フ「ぐぉ。貴様らが出てくるほど痛め付けられておったか…!」
そう。先程まで四人がかりで倒そうとしていた鬼形フラグメント。
その両肩、胸部の三ヶ所から響いていた。
フ「ククッ!!すまんな娘ども。ここから先は4対4じゃな。」
右肩フ「キャハ!私が」
左肩フ「ヒッヒ!我が」
胸部フ「ギャハ!俺が」
三体「「「テメエラノ相手ダ!!」」」
叫ぶなりフラグメントの左腕、右腕、胸部がごっそりと落ち、
四体「「「「グルォオオ!!!!」」」」
巨大な一体の鬼フラグメントから、
―右肩は、鬼子母神を彷彿とさせる優雅な女性のように。
―左肩は正しく魔を思わせる老人に。
―胸部は、猿と鬼を混ぜたような奇妙な姿の化け物に。
―本体であったフラグメントは、小型になり、さらに鬼の姿に。
四体の小柄なフラグメントに変化した。
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