悲しい決断

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 翌日ー。  朝、久しぶりに制服に着替え台所に来た私におばあちゃんは驚きの表情を見せた。 「おはよう」  なんだか少し気恥ずかしいさを感じながら驚くおばあちゃんに挨拶をする。  おばあちゃんもすぐに嬉しそうに笑い「おはよう」と言いながらお味噌汁をよそってくれた。  あまり食欲のない私はそのお味噌汁だけゆっくりと飲みながら時計をチラチラと見る。  学校に久しぶりに行くせいか少し緊張気味で落ち着かない。  時間が押し迫るにつれ私は自分でも分かるくらいソワソワしていた。 「行ってくるね」  そんな私を心配そうに見つめるおばあちゃんを安心させるために笑顔を作る。 「いってらっしゃい」  おばあちゃんは少しホッとした様子で玄関まで出てきて私を見送ってくれた。 .
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