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今日はお盆休みを利用して初めて家族でおばあちゃん家に行く日。
お父さんと小夜子さんはお互い２度目でいい歳だから、と式も挙げず入籍だけで済ました。
だからおばあちゃんと小夜子さん、そして妹の未来(ﾐｸ)は初顔合わせ。
行くと決めてから何故かお父さんが緊張気味で落ち着かなかったのが笑えた。
未だにテレ臭くて一度も"お義母さん"と呼んだことがない。
小夜子さんも姉妹みたいな感じでいいと言ってくれている。
でも本当は呼んで欲しいんだろうな、と思う。
傍から見ていても私たち家族は上手くいっていると思う。
ただ私が"小夜子さん"と呼んでいるせいか今ひとつ"家族"になりきれていない気がして否めない。
未来だってもう少し大きくなり呼び方が違うと不思議に思ったり、戸惑ったりすると思う。
だから私もこれを機に小夜子さんを"お母さん"と呼ぼう思っている。
今回おばあちゃんの家に行くことは私たち家族が"本当の家族"になるためのそれぞれの大切な区切りなのかもしれない。
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