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「亜紀さんって言うの。
可愛いわね。
私は香っていうの、
真由美とは従姉妹どうしよ。
宜しくね」
香が笑顔を振り撒きながら、
そう言った。
「豊は、疲れたらしく部屋で休んでいるわ。
豊から聞いていると思うけど日曜日は1時間、
平日は30分の天空拳の練習をすると……」
「はい、聞いています」
真由美が答えた。
「真由美とは週に、1~2回練習してもう一年経過したわね。
これからは亜紀さんと一緒に毎日よ」
「ごめんね、亜紀
すっかり話すのを忘れていたわ。
天空拳の練習も、バイトの中に組み込まれているの」
真由美が申し訳なさそうに亜紀に呟いた。
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