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「さあ、亜紀!練習終わったから、そろそろ帰ろう」
真由美が、亜紀を促す。
「あ、二人とも、ちょっと待ってね
……豊さんからお金を預かっているから……」
香が封筒を二人に渡した。
「あ、ちょっと確認しておくけど、明日から、平日は毎日18時から20時まで。
日曜日は、朝9時から20時までのバイト。給料は20万。それでいいわね」
香が、二人を見据えて念を押すように言った。
「え、そんなに貰えるんですか?」
「心配はご無用よ
……給料分は、みっちり働いて貰いますから……」
香が、微笑みながら答えた。
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