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「じゃあ、少し遊んで貰えるかな。
あなたの拳法は?」
良雄が余裕たっぷりに呟いた。
「天空拳です」
(以前、真由美が友達と天空拳の道場に行っていると、聞いたけど香の事だったのか。
天空拳てどういう拳法か知らないが対極拳が最高ぞ。
時々、師範代理を努めるわしに、戦いを挑むとは無謀を通り過ぎて、滑稽)
「叔父さん、こちらへ」
椅子から立ち上がった香が良雄を居間へ誘導する。
良雄も立ち上がり香の後について行く。
居間の中央まで歩いていた香が、後ろを振り返り良雄を見据えて驚くべき言葉を発した。
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