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街に戻ると、御主人様はすぐ他の人と何か話していました。
良く分からなかったけど、何度か今の僕の名前を呼ばれたのは分かりました。
「そっか、ありがとうな。よし!行くぞ茶太郎」
「ワン!」
御主人様はまた歩き始めたので、僕はその後を着いていきました。
歩いてる最中に、時々僕に話しかけてくれましたが、言葉が理解できなかったので、とりあえず尻尾を振って鳴いてみたり、足に体を擦り寄せたりしてみたら、元気一杯の笑顔で僕を撫でてくれました。
しばらく歩くと、いつもの建物が見えてきて、入り口付近で僕を探し回ってる御主人様の姿が見えました。
「あっアーティーよ」
「アーティー!良かった無事だったんだな~!」
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