………first story………

3/7
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
その後二人とはしばらく会えませんでした。 でも数日して二人は会いに来てくれました。 僕は嬉しくて二人に駆け寄りました。 二人は最初僕を撫でてくれたり、抱っこしてくれたりしてたけど、急に困った様に話し合ってました。 僕は良く聞き取れなかったけど、その話し合いで男の子が僕に名前を付けてくれました。 「よし!お前は茶太郎だ!」 二人が考えてくれた名前が嬉しくて、僕は尻尾を振りながら返事をしました。 そうするとまた頭を撫でてくれたから、もっと嬉しくなって一杯返事しました。 でも二人と会える時間は少なかったです。 二人は忙しいみたくて、あまり帰って来ませんでした。 でも時々帰ってくると、女の子が美味しいご飯をもってきて、僕と遊んでくれました。 「茶太郎お手!」 僕が言われた通りにすると、女の子は決まって、 「偉いぞ茶太郎」 って優しく頭を撫でてくれたから、凄く幸せでした。 それに二人には一杯友達がいました。 皆僕に優しく撫でてくれました。 中には筋肉が一杯ついてる黒い人と白い人がいて、ちょっと痛かったけど…でも皆優しくしてくれました。 でもその二人共長くはいられませんでした。 最初の御主人様の時の様に、二人には会えなくなりました。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!