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その後二人とはしばらく会えませんでした。
でも数日して二人は会いに来てくれました。
僕は嬉しくて二人に駆け寄りました。
二人は最初僕を撫でてくれたり、抱っこしてくれたりしてたけど、急に困った様に話し合ってました。
僕は良く聞き取れなかったけど、その話し合いで男の子が僕に名前を付けてくれました。
「よし!お前は茶太郎だ!」
二人が考えてくれた名前が嬉しくて、僕は尻尾を振りながら返事をしました。
そうするとまた頭を撫でてくれたから、もっと嬉しくなって一杯返事しました。
でも二人と会える時間は少なかったです。
二人は忙しいみたくて、あまり帰って来ませんでした。
でも時々帰ってくると、女の子が美味しいご飯をもってきて、僕と遊んでくれました。
「茶太郎お手!」
僕が言われた通りにすると、女の子は決まって、
「偉いぞ茶太郎」
って優しく頭を撫でてくれたから、凄く幸せでした。
それに二人には一杯友達がいました。
皆僕に優しく撫でてくれました。
中には筋肉が一杯ついてる黒い人と白い人がいて、ちょっと痛かったけど…でも皆優しくしてくれました。
でもその二人共長くはいられませんでした。
最初の御主人様の時の様に、二人には会えなくなりました。
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