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「明日から整形美容で僕不在になるので、彼女の面倒を宜しく」
小林が北条豊に頼み込んだ。
「解った。食事を与えればいいんだな。でも、泣き叫んだり逃げたりしないか?」
北条豊が小林豊に尋ねる。
「それは大丈夫……洗脳してあるから。彼女は監禁されているのは幻想だと思っている。本当の自分は病院のベッドで意識不明。逃げ出すと一生意識は戻らない。でも独房の中であらゆる試練に打ち勝つと病院のベッドで目覚めると信じ込んでいる」
小林が北条豊に説明した。
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