猫の死骸

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逸子は悲鳴をあげて、ペタリと地面に腰を落とした。 その瞬間、地面に突いた右手にグニャリとした感触があった。 『ぎゃぁ……』 逸子は後退りしながら、両手を振り回す。 逸子の周りには、バラバラにされた猫の死骸が散乱していた。
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