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『……。』
ベッドの上に座りながらアラーム音を静かに聞いている。
眠い…今日から高校一年…楽しみすぎて眠れなかったお決まりのパターン。
しかも寝たのは4時。
ただいまの時刻6時…
うー…キツい。
『……。』
寝ぼけながらも口を開き、声がでるか確認……
『……。』
…だが、少しも声がでる気配はない。
『。』
ため息をつき、真新しい制服を身にまとい部屋をでる。
「おはよー光。」
母が優しく笑いかけてくれる。
『…。』
笑って手を軽く振る。
これが私の挨拶。寂しく感じるが、今はこれが当たり前。
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