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「お金…欲しくないのかい?」
「俺ぇー。別にぃ、正直、働かなくても生きてけるっつーか」
「何!?」
「君もしかして…、お金持ちの子なのかい?」
「社長!これはチャンスです!いいネタになりますよ!顔だけじゃなく、話題性もある!おいしすぎる!
イケメンセレブっ子だ!」
きゃー きゃー
あーあ… と礼央はクッキーを食べていた。透は腹を抱えて笑いだした。
しかし優はこの時、”良いこと”を思い付いていたのだ。
「君!頼むよ!一回でいいんだ!試しに うちの雑誌に載ってみないかい?」
「あんたらってさぁ、」
「なんだい?」
「え、話聞いてくれるか?」
「当たり前田のクラッカーだ!」
「あんたらってさ、バカだよな」
「当たり前田のクラッカーだ!」
「今、本当は怒り心頭だろ?」
「当たり前田のクラッカーだ!…おっと!」
透&礼央の内心
「(バカすぎる…)」
まだまだ続く。
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