第一章

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じゃんけん。 これはこの世で最も公平な戦い。 ぐー、ちょき、ぱーの3つから好きなものを出すと勝負がつくという。 組んだ手を除いて相手の出す手が分かるなどという迷信を信じる者。 「次パーだすぞ」と相手の心理を揺さぶりよもうとする者。 まぁ――― 結局はただの”運だめし” そんなものに命をかける輩がここにも4人。 「勝負だ、てつ!」 「理央には負けねえよっ」 「盛り上がってきたね~」 「よし、最後だぞ!せーのっ」 「「「「さいしょはぐー、じゃんけん」」」」
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