第一話:不良少年と不思議な少女

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*** 「はうぅっ!」 アヤカの放つ散弾を受けて、私の服が弾け飛ぶ。 穴が開き、胸が露わになってしまったブレザーを押さえながら、私は必死で走っていた。 「オホホホ! 逃がしはしませんわよ?」 更に衝撃。スカートに穴が生じ、中身が丸見えになる。 うう……。やだ、恥ずかしいよ……。 「うふふふ、かわいらしいですわねえ。女性らしい真っ白な下着……。色気は足りませんけれど、殿方はこういうのがお好きなのかもしれませんわね」 「べ、べつに見せる相手なんかいないもん!」 背後から聞こえる声に、私は強がりで返すことしかできない。 既に胸元や太腿にはじっとりと汗が滲んでいる。 このままじゃ、恥ずかしさでどうにかなってしまいそう……。
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