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「はうぅっ!」
アヤカの放つ散弾を受けて、私の服が弾け飛ぶ。
穴が開き、胸が露わになってしまったブレザーを押さえながら、私は必死で走っていた。
「オホホホ! 逃がしはしませんわよ?」
更に衝撃。スカートに穴が生じ、中身が丸見えになる。
うう……。やだ、恥ずかしいよ……。
「うふふふ、かわいらしいですわねえ。女性らしい真っ白な下着……。色気は足りませんけれど、殿方はこういうのがお好きなのかもしれませんわね」
「べ、べつに見せる相手なんかいないもん!」
背後から聞こえる声に、私は強がりで返すことしかできない。
既に胸元や太腿にはじっとりと汗が滲んでいる。
このままじゃ、恥ずかしさでどうにかなってしまいそう……。
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