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「ふふふ、言うとおりにしてきたわね」
目の前に転がる女の死体を見て、玲愛は愉快そうに笑う。
力を込めて締め上げていた手がまだ震えている。
さっきまで俺を信じてニコニコと笑っていた少女が、苦悶の表情でこと切れている。
どうしてこんなことになってしまったのか、全く分からない。
しかし、今の俺には抗うことができない。
できないのだ。
「フフフ、どうせ今日も犯すんでしょ? いいわよ。私はあなたの言うことにすべて従うわ。ねえご主人様」
そう言って、玲愛は手錠と首輪をつけたまま獣のように四つん這いになり、服従のポーズをとる。
かりそめの服従。欺瞞に満ちた生活。
このままでいいはずがない。
いつか、いつか絶対に……
この女を殺してやる!
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