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それから俺は、貪るように玲愛を抱き続けた。
玲愛は適度に抵抗の声を上げたり、はたまた誘って来たりして俺を楽しませてくる。
俺のような人間の気持ちは熟知しているということか。
適度に嫌がる女を支配するのが好きなのだ。
抵抗が強すぎればイラつくし、なければつまらない。
そのちょうどいい塩梅をよくわかっている。
この女はいったい何者なのか。
そういえば、俺はこの女について何も知らない。何も聞いていない。
しかし、今はそんなことどうでもいい。
今はただ、この快感を楽しんでいたかった。
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