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「それでェカズトはどうすんだァ?」
「俺?色々世界を回ってみたいってのもあるけどどこか手頃な街で静かに暮らすかな…?」
一応ヒーローとして生きないといけないみたいだが…
「そうかァ…」
リビルは俺の返答を聞くと顎に手をあて何かを考えているようだった。
「決めたァ!!カズトォ!!俺も着いていくぜェ!!」
カッ!!と目を見開いたリビルは俺に指を指すとそう宣言した。
「一応理由…は?」
「あァ?俺も世界を見たいからに決まってんだろォ?」
リビルは振り向き様に俺を指差しながらニヒッと微笑みかける。
しかもいつの間にか一日が経っていたみたいでちょうど太陽とリビルが重なる。
その姿はとてもかっこよくて思わず男の俺でさえドキッとくるイケメンぶりだった。
「俺にィ…ついてこ―」
ジュウゥゥゥ…
「体がァ!!焼けるゥゥ!!」
イケメンぶり台無しだぜコノヤロー。
てかリビングデッドみたいなアンデット系には日光が大敵なのは定石だろ!!
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