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「これは綱殻騎と呼ばれる所謂ヒーロースーツのようなものです。
まあ、貴方の場合特別仕様らしいですが。」
「ちなみに一般的なのは…」
「多少差異はありますが重厚なモノや限界まで機動力を上げたモノなど様々です。」
つまりこの綱殻騎を使う人は複数いてその人はリアルスーパー○ボット大戦みたいなことをしてるととっていいのか?
「その考えで結構です。それでは私はここで失礼させて頂きます。」
最後まで表情を崩すことなくファウナーは冷たく告げた。
「え?サポートは!?」
「サポートはしますよ。そのためにはコレをお持ちください。」
クルリと背を向けたファウナーは俺に何かを投げ渡してきた。
ファウナーやること一つ一つがイケメン過ぎる。
「これは首輪です。コレを着けている限り私はそのチョーカー越しにサポートします。嫌ならつけなくていいです。二十四時間三百六十五日監視されますので。」
監視は勘弁です。いくら異性でも風呂とかトイレを除かれるのは恥ずかしい。
「決まったようですね。では今度こそ失礼し―」
刹那、今度こそ去ろうとしたファウナーの全身が光輝きその姿が粒子となって消え、新たな人の形を作り出した。
「あちゃ~変身解けちゃったよ~」
ゑ?(゜д゜)
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