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雪蘭は横たわっている香(豊)の胸のあたりの道場着を大きく開いた。
先ほど剣を突き刺して切り開いた15センチぐらいの傷口が見えた。
雪蘭は右手を傷口にグイと突っ込んだ。
そして手首まで侵入させ心臓をガッチリ掴んだ。
雪蘭は明美から受け取ったﾞ神命"の溶液を、ドクドク傷口にたらし込んだ。
雪蘭の右手は溶液で真っ赤に染まった。
香(豊)の心臓は雪蘭の右手で揉みほぐされているうちにドクンドクンと動きだした。
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