1章,プロローグ

3/10
前へ
/12ページ
次へ
「あぁ……眠い……。」 僕は、瞼を擦りながら呟いた。今は、午前7時15分。ある作業をしていたため、徹夜明けだった。 「体が、バキバキだ……。今日から新学期だってのに……。」 今の自分の体は、疲労と腕の筋肉痛により、とてつもなく痛かった。 僕は、ボーッとする。意外にこれがよかったりする。少しだけでも、体を休ませようとした瞬間……。 ドアがおもいっきり開いた!!。壊れるんじゃないかというくらいに!!。 「兄ちゃん!起きろぉぉぉぉぉ!!朝だぞぉぉぉぉぉ!!」 と言いながら、髪型をツインテールした少女が入ってきた。 「朝なのは知ってるわ!外見りゃわかるし!!今の僕の状態と、机さえみれば一目瞭然だろ。」 少女は、机をチラッと見た。すると、納得したように頷き、 「うん、把握した。徹夜明けかぁ~。ツラいねぇ、兄ちゃん。」
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加