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「はぁ…なら、いいんですが…」
「ニーナさんが二人の剣の師匠になってくれて、本当に感謝しています。ありがとうございます」
深々と頭を下げると、頭上から慌てた声が聞こえてきた。
「頭をお挙げください、王妃様‼ 私に下げる頭など…❗」
「感謝はちゃんと伝えなくちゃですから。それに、あたしがやると、スパルタになっちゃいますし」
実際、魔術の練習はあたしが時々見ているのだけれど、二人にはきついようで軽く泣きが入る。
そこまで扱いたつもりはないんだけど…加減が難しい。
「はあ…」
「「お母様、ニーナ、ご飯冷めちゃうよ❗早く早く‼」」
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