1話

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<入鹿の部屋> あのQゲームから半年が過ぎた…。 面白かったなあ…。 また機会があればやってみたいな…。 とか思っていると… 氷牙「おはよ」 俺の弟、氷牙が入ってきた。手にクロスボウを持っている。 入鹿「よう」 軽く挨拶する。 氷牙「何ぼーっとしてたんだ?」 入鹿「あのQゲームのことをちょっとな。色々あったなあと思ってよ」 氷牙「ああ、あれか。確かに色々あったな」 入鹿「そういや、それ上手くなったか?」 クロスボウを指差して聞く。 氷牙が持っているクロスボウは本物だ。 実は、Qゲームの案内人だった狭間に協力してもらって、賞金の金で買ったんだ。 クロスボウは氷牙がかなり気に入っていて、時々森まで行ってそこでクロスボウの練習をしていた。
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