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夏とはいえ夜はやっぱり少し冷え込む。
約束の時間10分前…
太陽も少しずつ落ちて西の空が赤くなっている。
お母さんには体育祭の打ち上げみたいな感じのに行ってくると少しウソをついて家を出た。
胸がドクドクする。
公園のブランコに座って勇斗くんを待っていると太陽が全て沈み、星が出始めた。
「星、キレイだね。」
「うん。キレイ…?」
「よっ!ごめん、待たした?」
「いや、大丈夫…、」
勇斗くんはイメージ通りスッゴくおしゃれ。
勇斗くんは私の隣りのブランコに座って私の方をみた。
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