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玲ちゃんが不安そうに私の顔を見る。
「あのね…」
「うん。どうしたの?何?」
「あの、あの、あのね…」
なかなか言い出せない。
玲ちゃんがずっと私の顔を見てる。
「やっぱなんでもない…」
「えっ!?花、なに?そこまで言っといて言わない気か?」
「うん…ごめんね玲ちゃん、言えるときが来たら言うから…」
「はいはい。花が言えるときになったらちゃんと聞くとするか!」
「ごめん、玲ちゃんありがとう。」
玲ちゃんとは廊下で別れて教室に1人で向かう。
女子がみんなでこないだの打ち上げの話をしている。
私は打ち上げに参加してないからみんなが話している内容はわからない。
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