巨大な顔
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豊も真由美の声に反応して視線を明美に移した。 畳1畳ぐらいのシルバーの板がゆっくりと螺旋状に回転しながら無数に漂っている。 シルバーの板には、巨大な顔だけのレリーフが刻まれていた。 シルバーの板に埋め込まれている顔のレリーフの凹凸は多種多様であった。 『私達が探している星龍は、400年前だからすぐに見つかる。 10億年前だったら困難を極めるけどね』 明美が微笑みながら言った。
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