第5話 作戦開始!

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「どうしてって……そうですわね、私も考えたことありませんでしたわ、普通に力になりたいと思っていたというか。改めて聞かれればどうしてなんでしょう」 と考え込むように腕を込み、 「……そう、きっとワクワクしたからですわね」 と屈託ない笑みを浮かべた。 「ワクワク?」 ポカンとする美優に、瞬も強く頷いた。 「分かる、すげーワクワクしたんだよな」 「そうなんですの。規則だらけしがらみだらけの退屈で単調な毎日。美優さんの秘密と目標を知ってすごくワクワクしたんですの。そしてなんとしても力になりたいって」 「俺もだな」 目を輝かせてそう言う弥生と瞬に、美優は言葉を詰まらせた。
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