第5話 作戦開始!

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……お父さん、お母さん。 お嬢様学園なんて絶対ろくなもんじゃないと思ってた私だけど、そんなことなかったよ。 何の見返りもなく力になってくれようとする人に出会えるなんて。 目頭が熱くなることを感じながら、 「ありがとう」 と微笑むと、二人は見惚れたように目を細めて口を開けた。 「そ、そしてこの美貌ですわね。魅了されてしまったのも正直なところですわ。 『撫子賞』のティアラをかぶる美優さんを純粋に見たいのかもしれません」
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