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興味がないと言っていたくせに曽我は目をキラキラさせてショーケースの中を見ていた プレゼントしたかったけど財布の中が淋しかったのでまた今度 曽我はいつも通りツンツンしていたけど俺は…… 巻き込んでごめん 自分のせいで曽我は大怪我をする所だった。死ぬかも知れなかった 今までの嫌がらせも全部俺のせい 何とかしないと…… 曽我を家まで送り届けた後俺は自分の家に戻った あれから特に変わった様子もない部屋 「カメラ……」 きっと今も盗撮しているに違いない 盗聴器もどこかにあるはず 「やってくれるよな。あれ、マジむかついた。いい加減隠れてないで出てこいよ。何となくだけどお前が誰かわかった」 自分以外誰もいない部屋の中で俺は犯人に話し掛けた あの時見た後ろ姿…… 「お前の目的は俺だろ?来いよ。もう逃げないから……だから他の奴には手ぇ出さないでくれ」 自分のせいで誰かが傷つくのは嫌だ ごめんな曽我…… この話をストーカー野郎が聞いているかどうかはわからない だけど奴は必ずここに来ると思った そしてその日の夜中、やはり奴は来た カチャっとゆっくりドアの鍵を開ける音がした 「隆弘……」 「やっぱりお前か」 開いた扉の先に立っていたのは昔俺に何度も告白して来た奴だった 見た目は普通だけどやばい事やってるって噂があった 余り関わった事ないけどダチの中で噂していたからよく覚えてる 真面目そうな奴程危ない 「……で?お前の望みは何?」 奴が部屋の中に入って来た 「どうしてあの時俺と付き合ってくれなかったの?」 「……」 「隆弘……好きだよ」 ゆっくり近付いて俺の前で止まった 「勘違いするな。お前がやった事、絶対に許さない」 「あいつに隆弘は相応しくない」 「そんな事お前が決める事じゃない」 「やっぱり付き合ってるの?」 「だったら何?」 「許さない……隆弘には似合わない」 「二度と曽我には手を出すな」 「それは隆弘次第だよ」 「わかった。だけど約束しろ。曽我には絶対手を出すな」 そう言って隆弘はゆっくり服を脱いだ ごめん曽我…… やっと一つになれたのに、俺はお前を裏切らなければならないよ お前を守る為に .
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