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茜、こと椎名茜。
俺の中学時代のクラスメイト。
カザツな男勝りで表裏ない性格から、男女共から人気があった。
よく茜とツルんでた。
何をやるにも一緒。
彼女の天真爛漫さは周りに元気を与えてた。
そして俺はある日、友情から恋心に変わったことを感じた。
それは、普段見せなかった茜が、女を見せた時。
常にすっぴんで制服スカートの下にジャージという彼女が、化粧して俺の前に現れた。
忘れもしない花火大会。
激しい欲情と独占欲が湧き上がった。
それらは決して友情にはない感情。
化粧して、髪アップにして、ブルーの浴衣を纏った彼女。
俺は一瞬で囚われた。
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