真田side呪縛

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「ちょっ、真田!どうしたのよっ」 茜を見ず、茜の腕を引っ張ってどんどん歩いてく。 とんでもない事をしたと思う。 けど、後には引けない。 転校する事真っ先に伝える。 離れ離れになる前に。 やって来たのは人目のつかない花火が見渡せる高台の森の中。 屋台通りを抜けると、すっかり人影もなく、賑やかな声が微かに聞こえるくらいだった。 ここなら夜景と花火が2人占めできる。 脇目も振らず歩いてたからこんな穴場あるとか知らなかった。
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